桜ん坊のパン工房 の日記
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断面あれこれNo.004:クロワッサン
2019.04.14
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『クロワッサン』の断面は蜂の巣みたいになってるんですね。
伸ばしては織り、伸ばしては織り、を繰り返して生地を作る(商品説明No.004:クロワッサン参照)のでミルフィーユみたいなのを想像してたんですが、ちょっと違いました。
『クロワッサン』と言えど、クロワッサン生地にはイースト菌(酵母)を加えているので発酵の際、炭酸ガスが出て他のパン同様にガスの溜まり場が出来ています。
ミルフィーユの様に重なった生地の所々でガスの溜まり場ができ、蜂の巣の様に見えるんですね。
この無数のガスの溜まり場がクロワッサン独特のパリパリ・サクサク感を演出しているのでしょう。
生地に織り込んだバターは、すっかり消え去りクロワッサン生地へ吸い込まれてしまいました。
結構時間の経過した『クロワッサン』を食べてみました。
パリパリ、サクサク感は消え去っていました。
このまま食べるのは勿体無いので加熱して食べる事に。。。
①オーブンをチンチンに温めて
②スイッチをオフ
③クロワッサンを温めたオーブンへ投入
④しばし待つ
⑤紅茶など作りながら、しばし待つ
⑥火傷しない様に取り出し、かぶりつく
サクサク、パリパリ、バター香るクロワッサンへ復活です。
パンって、凄い。