桜ん坊のパン工房 | 日記 | 断面図あれこれNo.001：塩バターロール

売れ残ったパンを半分にカットしてみて断面を観ながら、パンを食べながら「あれこれ」言う連載企画です。
第一回目は、桜ん坊のパン工房にて１番人気のこの方っ！
『塩バターロール』さんでいってみたいと思います。

まずは断面写真をご覧下さい。
綺麗に四角い洞窟が出来上がっています。
この洞窟に多くの御客様が魅了され月別ランキングV６を達成しました。
この洞窟の正体は、、、御存知の通り「バター」です。
パンの成形時、細長くカットしたバターを包むように生地で巻いていきます。
巻かれたバターはオーブンの中で、アッと言う間に溶け、生地へ吸い込まれていきます。
独特なもっちり感と芳醇な香りは、今は居ぬバターのおかげなのでしょう。

また、上部表面にキラキラ見える小さな宝石達は、、、「岩塩」です。
この岩塩がパンをキリッと、ズバッと、シャキッと引き締め、更に食欲を駆り立てさせるのです。

食べてみるとどうでしょうか。。。
やはりパンが硬くなってきています。
ちょっと顎が疲れてきました。
無添加生地の宿命、閉店後更に１時間も経てば致し方ないでしょうね。
皆さんは、温めてから食べて下さい。柔らかさと香りが復活しますよ。

シンプルにパンとバターを楽しむ！
ゆえに飽きのこない塩バターロール！
断面から見えてくる所でしょうか。
それではまた次回、「さよならっ、さよならっ、さよなら」